一年の半分が終わって7月に入りました。今年も関東地方はほぼ平年通りに梅雨に入って ここのところ毎日梅雨らしい天気が続いております。雨の天気もうっとおしいですが、晴れ間が 出るととても暑くなります。特に今年は新型コロナウイルスの問題がありまして外出時はマスク 着用が求められておりますが、暑くなるとこれが更に暑さを助長させてしまいます。梅雨が明けて 本格的な暑さが到来したらどうなるのだろうか?と今から心配してしまいます。 さて、新型コロナウイルスですが6月も後半に入ってそろそろ下火になるかと思っていましたが、 大都市東京を中心に復活していくような動きがみられます。経済活動を大きく犠牲にしたコロナ 対策をするということも出来ず頭の痛いところです。やはりここは耐えながらワクチンの完成を 待つしかないようです。
背丈以上に成長して存在感がある夏の花タチアオイ …2020/06 埼玉県毛呂山町にて…
先月6月も新型コロナウイルスの影響で活動を自粛しておりましたので、今月も過去の写真を 振り返ってみます。今から約6年前、パワースポットとして有名な群馬県の榛名神社を散策し てみました。時期的には10月初旬 まだ暑さが少し残る頃でした。関越自動車道を通り渋川伊香保IC で下り榛名湖の脇を通り榛名神社に着きました。駐車場に車を止めて進むと参道となります。 この参道は随神門から本殿まで約700m続きます。紅葉にはまだ早い緑と参道の脇を流れる榛名川 の心地よい流れの音を聞きながら本殿まで進みます。最後の門である双龍門を抜けると本殿の エリアとなります。本殿、神楽殿、国祖社・額殿など歴史を感じさせる建物と本殿背面にそびえる 御姿岩の姿を見ると、日本有数のパワースポットであることを感じさせられました。
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駐車場から
関越自動車道 渋川伊香保ICを下りて伊香保温泉街を通り越して榛名神社の入り口に着きました。
鳥居が
駐車場に車を置いて少し歩くと鳥居が見えてきました。
榛名神社マップ
榛名神社のマップです。随神門のあたりから歩いて本殿まで15分くらいの時間がかかります。
随神門
榛名神社の入り口となる随神門です。色彩はありませんが立派な彫刻が施されています。
みそぎ橋
この橋を渡ると水のエネルギーで心身が清められるとか? なるべくゆっくり渡るのが良いそうです。
川の流れ
橋の下には榛名川のきれいな水が勢いよく流れています。この水に浄化作用があるらしい。
林の中を
木々が茂り少しひんやりとした参道を進みます。
千本杉
さらに進むと「千本杉」という案内板がありました。真っ直ぐに林立する杉の木立がたくさんあります。
樹齢 100-400年という古いものです。
七福神 布袋
この参道にはところどころに七福神を見ることができます。太っておおらかな風貌の「布袋」、
お腹を撫でられて色が変わっています。
七福神 福禄寿
この七福神は「長寿」と「福禄」をもたらす神様のようです。
七福神 恵比寿
福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神様のようです。
塞神社(さいのかみしゃ)
神橋の手前にある邪気払いスポットとのこと。厄災の侵入防止や土地の守り神として祀られたものとのこと。
三重ノ塔
さらに進むと朱色の三重ノ塔が見えてきます。創建は586年とのことですがその後何度か再建されています。
神 橋
朱色に塗られた神橋にやってきました。修行者が修行を行った行者渓の川にかかる橋です。
七福神 弁財天
もう一つ七福神がありました。財宝の神様弁財天です。手には琵琶を持っていて音楽の神様とも
言われているそうです。
瓶子(みすず)の滝
岩肌をはうように流れ落ちる滝が見えてきました。瓶子の滝です。
御水屋
瓶子の滝の前には御水屋(おみずや)があります。ここには榛名山麓の天然水が流れ出ており、ここで
心身を清めます。
階 段
さらに迫りくる大きな二つの巨岩の間にある傾斜のキツイ階段を上ります。
双龍門
階段を上りきった先にあるのが双龍門です。後ろにそびえる大きな岩も迫力があります。
双龍門
かなり古めかしい木製の門ですが、名前にあるように門のあちらこちらに龍の彫刻が施されています。
本 殿
双龍門をくぐると本殿が見えてきます。ここにはこの古めかしい本殿のほか神楽殿、国祖社・額殿が
あります。
御姿岩
本殿と接するように本殿の後ろにそびえ立つのが御姿岩です。榛名神社はパワースポットと言われて
おりますが、この御姿岩がパワーの源のようです。
神楽殿
本殿の正面に建つ神楽殿は、本殿とは対照的に朱色の色付けが目立ちます。
神楽殿の龍
この神楽殿にも色鮮やかな龍の彫刻が見られます。
神楽殿
この神楽殿は神に神楽を奉納するために建てられたもので、今でも年3回神楽が舞われるとのことです。
国祖社・額殿
この国祖社は群馬県の始祖が祀られているところのようです。この左側には額殿が増築されたくさんの
扁額がかけられています。
砂防ダム
本殿のあたりに立っているとさらに奥の方から滝の水の流れる音が聞こえます。奥まで歩いてみると
人口の砂防ダムでした。
紅 葉
随身門まで戻る途中で緑の中に少しだけ紅葉している木を見つけました。
榛名湖
榛名神社を後にして榛名湖に向かいました。厚い雲を背景に美しい形の榛名富士が見えました。
寄居PA
再び関越自動車道に乗り帰ります。途中で立ち寄った「寄居PA」です。南フランスのプロバンス地方を
モデルに作られたというおしゃれなPAでした。