令和がスタートして1ヶ月が過ぎ6月に入りました。これまでの例年のパターンですと、先月5月は 寒さ暑さから解放されて一番過ごしやすい季節であったはずなのですが今年は一味違いました。 先週前半のことですが北海道の道東をから日本列島全体に大きく気温が上昇し、道東の佐呂間町で 39.5℃、帯広市で38.8℃という記録的な暑さとなりました。しかもこの暑さが数日続き、いきなり 真夏の到来かと思われるような天気となりました。これまで北海道は涼しい!というイメージが ありましたが、これからはこのような概念がなくなっていくのかも知れません。
いちご狩りで出会った大きく実った美味しそうな"いちご" …4/8 群馬県原田農園にて…
3月のこととなりますが、埼玉県狭山市にある狭山市立博物館を訪れその周辺も散策してみました。 ちょうどこの時は、ネコの写真家で有名な岩合光昭さんの特別展「ネコライオン」の写真展が開かれて おりました。大きく引き伸ばされたネコの写真はどれも素晴らしいものばかりでした。当然のことながら “撮影禁止”ですので目で見てその迫力を楽しんできました。その後は、2階にある常設展示を見て 狭山市の歴史の古さを実感しました。 この狭山市立博物館を見た後は、ここから車で5分くらい離れたところにある「彩の森入間公園」を散策 してみました。
※写真はクリックすると大きくなります。
稲荷山公園駅
狭山市立博物館へは西武池袋線稲荷山公園駅が最寄り駅となります。
稲荷山公園
稲荷山公園駅を降りて道路を一本渡ると稲荷山公園があります。
狭山市立博物館
狭山市立博物館は稲荷山公園の一角にあります。駅から歩いても3分くらいで着きます。
写真展
この日はネコ写真で有名な岩合光昭さんの写真展が開かれておりました。この写真展は素晴らしい
写真ばかりでしたが、撮影は禁止です。
常設展示室
写真展を見た後、2階の常設展示室に入ります。
中に入ると
中に入るとこのような広い展示室が広がります。ここでは狭山市の歴史に関する資料が展示されて
います。
古墳時代の道具
狭山地区で発掘された刀(錆びてしまっていますが)などの道具や装飾品、食器のようなもの等があります。
時代年表
縄文時代、弥生時代、古墳時代などが出てくるので、時代年表をまとめてみました。
アケボノ象
狭山市で発掘された大きなアケボノ象の化石。250万年-100万年前くらいに日本の各地で生息していたらしい。
入間川沿いで発見されたようです。
狭山石器
石や木を使って作られた打製石器。旧石器時代のもののようです。
縄文時代の住まい
竪穴式住居です。狭山の人たちは平安時代の頃までこのような住居に住んでいたようです。
縄文土器
紀元前1万年の頃に造られた土器。このような古いものも狭山で発掘されたそうです。
奈良・平安時代の住まい
狭山に住んでいた人たちの住まい。竪穴式の頃に比べればかなり現代の住居に近づいているようです。
江戸時代のよろい
江戸時代の争いのあった頃に使われていたと思われる 鎧と兜。
農耕機具
これらの農耕機具はかなり近代に近い頃に使われていたものと思われます。
水車の模型
昔の精米などに使われていたと思われる水車の模型。
祝いの席
お正月や結納などのお祝いの席に出された祝膳。狭山の特色は、手打ちうどんが出されることらしいです。
昔のお金
大正時代~昭和の初期頃に使われていたものと思われるお金。
丸慶自動車と川越鉄道
明治時代には、この狭山でもこのような自動車や川越と国分寺(東京)を結ぶ川越鉄道が走っていたらしい。
馬車鉄道
線路の上を走る車を馬が引っ張る馬車鉄道。明治時代に入間川と飯能間の交通手段であったようです。
彩の森入間公園マップ
ここからは、狭山稲荷山公園から車で5分くらい離れたところにある彩の森入間公園へ行ってみます。
上 池
管理センターのあたりから見た上池。芝生はまだ緑がなくちょっと殺風景です。
カモさん
池ではカモが元気に泳ぎ回っておりました。
噴 水
上池の左側には噴水があり時折り美しい姿を見せてくれます。
下 池
奥の方にある下池です。少しづつ緑を帯びてきた木々がきれいに水面に映っております。
小鳥と梅
小鳥が梅の花を忙しそうについばんでおりました。